鹿ずくしパーティー

SAMBO

2015年11月24日 10:28

この子をうならせる為に猟師になったと言っても過言ではない。


5歳くらいの時に、鹿のリブを食べさしてあげたら、

それが美味しくて、事あるごとにお母さんが何食べたいと言ったら。

『つじくんとこで食べたあの骨付きの肉。』

って言ってたらしい、

去年その話を聞き鹿を探したもののいいのが入らず、

豚のリブで、誕生パーティーを、



おいしい、でもやっぱり違ったみたい。


そんな事も忘れて居た今年。

その子がおととい10歳の誕生日、期せずして鹿が猟始めて初めて取れた日。

これは運命としか言いようがない、

で、とりあえず電話。

そして昨日鹿ずくしパーティー。

とりあえず一番高価で美味しいとされてる内ロース、



おいしい、

次はリブ、



これこれ!!!やっとおもいっきり喜んでもらえました。

次はバラをショウガ醤油で



こんな油のった鹿僕も始めて見ました。

猟師さん曰く年明け前のがうまいらしいです。

そして、写真忘れましたが鹿のスネのカレー。

さばくのや柔らかく煮るのが大変でしたが美味しく出来ました。

肉もゴロゴロ入ってます。

そんな感じで大満足で帰ってもらえました。

ほんとに海原雄山を迎える料理人の気分でした。ほっとしたー!


他のお客様もみんな猟の話などしながら楽しんでもらえたようです。

鹿が固かったり臭かったりなイメージは、鮮度や解体技術、料理法の問題、

すべて人間のミスによるものです。

鹿自体はめちゃくちゃ美味しいし赤みでタンパク質も多いのですごくいいものです。

是非食べにきて下さい。



ちなみにリブもスネも料理がめちゃくちゃ手間なので猟師さんもあまり食べずさばかないので、

あまり流通にのりません。

でも手間をかければめちゃめちゃ美味しいです。

なかなか食べれない料理です。

ここ数日は連絡もらえれば用意しておきますよ。

ここ二日鹿の解体と精肉、料理で背中と腕が筋肉痛です。


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