30日朝、この旅で初めて目覚ましをかける
でも例によって目覚ましが鳴る前には起きるのですが
今日は昨日行けなかったスミェラへ
迫害されたキリスト教徒が隠れて住んでいた所です。
車で結構山奥へ、で崖に張り付く様に建物、それだけでも凄かったのですが
中も壁画の残り具合が凄かったです、
湿度や日にさらされていないのが良いのでしょう、
インディージョーンズのエンディング前のいい感じの音楽が
勝手に頭の中でなってくるくらい凄いです
こう思うとジョージルカース、スピルバーグの作品はどれも音楽もいいなー
って改めて思います。
ここは軽く山登りです、途中で昨日会った修学旅行的な若者に会い
また撮影会で大変だったのですが、、、、、、、
ここは、ガイドブックにも大きく乗っていませんが、
僕的にはトルコの中でもここも世界遺産でもってくらい良かったです。
機会があったら、よかったら行ってみて下さい。
あとびっくりしたのが、たまたま乗り合わせて日本人カップルが岐阜在住だったのですが、
恵比寿講の花火大会に来てうちに寄って、だれかSTAFFと僕のはなしをした事あるそうです
まさかこんな場所で本当にびっくりです。
行き帰りでバスでとなりだった
イランから来たおじいさん3人の一人が英語を話せたので
とバスの中でずっと話をしていたのですが。
イランはどうかと聞くと
国はいいが、リリジン(信仰)が良くないといっていました。
ムスリムでそんな事を言う人は初めて会いました。
みんな、宗教について話したがりますし、
敬虔な人ばかりなのだと思っていたので
その人は自分はムスリムの国、家族に生まれたからムスリムなだけだ
毎日神には感謝しているが、
一日5回のお祈りも合理的ではないししないといっていました。
宗教の事で争いがおきるのもナンセンスだって言っていました。
全ての宗教はどれもすばらしい、今回のキリスト教の教会もビューティフル
自分にとってはアートだといっていました。
グローバルになり、そういう意識が薄れた若者でなく
70越えたひとがそう言うのは凄い事だと思います。
僕もいろんな国のいろんな宗教施設をみていますがその通りだと思います
もう一つの隣りは、イギリス在住のドイツ人だったのですが。
キリスト教、仏教、イスラム教と三人ならんでこんな話ができるのだから
紛争も無くなってくれればと思います。
国としての利害関係を宗教にこじつけてマインドコントロールする。
そんなことが無くなればとおもいます。
そのイランの人の話ではなく、この旅で何度かあった事ですが、
アメリカは嫌われていますね。
僕はアメリカも好きですが、年に1回は行ってますし、
僕が日本人だというとヒロシーマ、ナガサーキとアメリカの悪口が始まります
今回はこの先よりそういう国に行くので、
アメリカ製カメラバックのタグの星条旗は切っておいたのですが。
チュニジアでもアメリカ国旗がその鞄についているが
中身は爆弾かと冗談でよく言われました。
肥沃な土地、枯れた土地、いろいろな意味で資源があって
取り合いになるのもわかりますし、
欲しい物(事)は取りに行く、勝つ事に意味があると思っている
僕が言うのもなんですが、
線は後から人間が作ったものとして、なくなる日が来れば良いと思います