クネイトラ8日

SAMBO

2010年06月11日 23:36

今日は待望のクネイトラの準備、

クネイトラとはイスラエルが爆撃しそのまま残してある街です。

場所はゴラン高原のシリア側、イスラエルとの国境

そして、国連が管理している場所です。

現在落ち着いてはいますが

お互いまだ戦っている相手同士なので、

その場所に行くにもシリア内務省の許可がいります。

朝一内務省に向かったのですが、歩き方に書いてある場所とは

オフィスが変わったとの事で、違うビルへ、

やっと見つけたもののそこも変わったらしい、

思ったより遠そうなので、紙にアラビア語を書いてもらい

それを頼りに行く事に、

その前に遠いなら先に買い付け荷物を送ろうと郵便局へ

結局いろいろわからない事だらけ、言葉通じずながら送れました。

やっと内務省へのバス探し、しかし見つからない

英語の話せる親切な人が遠いから見つからないと教えてくれ、

タクシーのうんちゃんに場所を説明してくれ、なんとか出発

だいぶ離れた閑静なところにありました。

でも道の角、角に私服警官らしき人と、ライフル持った警備の人、

なんとか辿り着き、クネイトラへ行きたいと伝えると、

パスポードを預け、あとは外で待てとの事、

さすがシリア、警備がしっかりしていて、門にも入れてもらえません。

そして、側にはライフル持った人がつきっきり、

カメラバックには手もかけられません。

で、15分ほどして、OKがでて、許可証をもらい

しかも明日ではなく今日行ける事に、

またバスでのクネイトラへの行き方を書いてもらい一路クネイトラへ



途中国連のチェックポイントがあったりしつつ、

シリアのゲートでガイド(見張り)の人がのって来て、

その街の中へ、30分程車から見たり、

降りていいところは降りて建物の中へ

爆撃の後や、銃弾のあとでぼこぼこです、



国境線は降りられなかったのですが,車を少し止めてもらい

有刺鉄線越しにゴラン高原を眺めました。



敵対国家のボーダーライン、

なんかゴラン高原は緑がいっぱいで平和そうですが、

丘の上には基地らしきものがあって、

今いるところは壊された街、丸く張り巡らされた、有刺鉄線、

きっと、その先には地雷なんかもうまっているんだろうなと思うと、

なんか寒気がしました。

ゴラン高原はレバノン、シリア、イスラエルが自分の土地だと言っているところです、

シリアでもイミグレーションでイスラエルに行った事があるか?という質問は

占領されパレスチナに言った事があるか?と聞かれます。

そんな、関係の一番の接点がここです。

あまり、長くも居れない感じでガイドの人が促すので、また戻る事に、

ヨルダンとの国境にも近かったのでそのまま国境に行く予定だったのですが

交通機関が無いらしく、ダマスカスまで戻らないといけないみたい。

で、ダマスカスに戻って来て、時間をチェック

今からだと、アンマンには行けるものイスラエルに辿り着けないので、

ダマスカスで宿探を探し、まだ見ていなかったダマスカスの街を見る事に、

旧市街を探検しつつ、ご飯を食べて来ました。

明日は一気に2つの国境越え、ヨルダンは問題ないだろうけど、

イスラエルはシリアのハンコがあるので難関になるかも、

うまく辿り着ければいいのですが、、、、、、、、

明日に備えます

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