ISLAMIC REPUBLIC OF IRAN

SAMBO

2012年02月24日 19:03

テヘランの革命記念日の撮影中に、ハディ君と知り合いました。

彼は市役所のカメラマンをしていて、その写真を仕事で撮りにきていました。

彼は両親イラン人ですが、ちょうど両親が日本に留学中に日本で生まれ、

もう言葉は忘れてしまっていますが10歳まで日本で育ったそうです。

彼は日本人と、旅と、カメラが大好きで、

それをすべて備えている僕が気になり声をかけてきたそうです。

ちょっと話をして、その後電話番号を交換、

パレードの一番盛り上がるところ,アサディタワーで12時頃に待ち合わせをして、

10時頃そこで分かれました、

その後、僕は11時頃僕は拘束、

警察のペルシャ語の話が解らないので電話をしたところ駆けつけてくれて、

警察まで一緒に連行、その後取り調べを受けた3日間も

警察に来てくれ通訳をしてくれました。

お金も荷物もすべて没収され、途方に暮れていたところ、

もっと話が聞きたいから家来てくれといわれ、そのまま泊めてもらいました。

荷物も無事に帰ってきた後も、ここにいてほしいと言われ、

いろんな旅やカメラの話を一緒にして、

家のお母さんや妹も家族のように扱ってくれました。

彼の家では、イランの家庭料理を食べたり、作り方を聞いたり、

すごく楽しく過ごさせてもらいました。



その他にもイランではいろんな出会いがありました。

人はみんな優しく、結構まじめで、人情深く、日本人にも近いのかもしれません。

日本で偽造テレホンカードを売っていたイラン人の印象とは大きく違います。

警察は情勢が情勢なのでピリピリしているので、

もうちょっと、落ち着いてからの方が良いかもしれませんが、

カメラがなければ本当に良い国です。一度行ってみると良いと思います。

カメラや拘束に関しても、この情勢の中、

一年で一番ポリティカルな行事のある時期を狙ってきたのが悪いのかもですが、、、

拘束されたり、いろいろあり、国外にとりあえず出る事にし、

ディジンとテヘランしか結局見れなかったので、

南部のモスクや遺跡、また違った人々の住む、

行きたかった街を見にまたイランに行ってみたいと思います。



この国が遠い大国に翻弄されず、平和になって、

人々がもっと豊かに暮らせるようになる事を祈ります。

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