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2017年12月14日

ISLAMIC BLUSE

あれから5年。

やっとほとぼりがさめ公にUPできるようになりました。

映画館やAPPLE STOREでの試写会、Dig-me outでの写真展。
色んな所で展示や上映会をさせてもらいましたが、
会場も自分たちも色んなリスクを負っての上映でした。

核兵器査察、研究者の暗殺、イギリス大使館襲撃、閉鎖。
あのホルムズ海峡が封鎖されるかされないかで、
アメリカと一触即発で戦争が起きる起きないってタイミングのイラン。
先日のメッカは完全メイク出来ると確信で準備して行ってきましたが、
この旅は、完全に準備してからの情勢の変化がありすぎて、
実際行くべきではないかもと、出発寸前まで悩んでました。
正直MADBUNNYと一緒に撮影しようって流れでなければ、
1人なら情勢が落ち着くまで待っての旅になったと思います。
雪があるのか、スキー場は行っても動いてるのか、
全てがわからないまま旅立ち、
雪はあり、スキー場も動いて、最高の撮影ができたが、
大きい面発生の雪崩に前2M後ろ5Mでかわして生き残ったり、
鉄格子に囲まれたスキー場でも様々なトラブルで拘束されたり、

雪の撮影が終わってからは、
どうしても撮りたかった革命記念日の映像を撮る為に、
先にライディング写真のデータをMADBUNNYに持って帰ってもらって、
帰れなくなっても発表出来る状況にしてから乗り込み。
BBCやCNNも現地入りできず撮れなかった写真を撮りに行き、
結果いい写真を残せたもののスパイ容疑で拘束。
両手手錠をかけられたまま、メディアをダミーにすり替え隠し、
一週間にも及んだいつ解放されるかわからない取り調べにも耐え、
隠し通し持ち帰り、

政治的な圧力がかかってお蔵入りするのをさけるため、
写真はBBCやCNN、ロイターからのオファーも断って、
スキージャーナルに特集4P×5号、
SNOWSTYLEに10P×6号プラス6P 合計66Pと
表紙を飾らせてもらい。
映像は上映会のあとは一切外部に出さなかった。
それが、これです。

こないだのメッカやこのイランの流れで、
アメリカには行けないかもなのは継続中ですが、
もうパスポートも新しくなったし、
いろいろなほとぼりも冷め、

ひとまず、あのとき見れなかった人や、
そのあとに知り合った人に見せたい為も含め
人どうこうよりも、
公にできないこれまでやったやばい事の一つを、
ひとまずアップ出来たのは嬉しいです。
長くなりましたがよろしかったらご覧下さい。
圧力がかかったら削除とかもあるかもですが、、、、、



  

Posted by SAMBO at 18:07Comments(0)2012 ISLAMIC REPUBLIC OF IRAN